
製氷機が壊れてしまったけれど、「どこにも売れないだろう」と思っていませんか? 当店「氷の錬金術師」では、動かなくなった製氷機や古い年式の製氷機でも積極的に買取しています。今回は、ホシザキの15kgクラス製氷機「IM-15CL」を下取りした事例をご紹介します。
ブレーカーが落ちるトラブルのため動作不可の状態でしたが、送料込みで1万円という査定金額を提示し、お客様も納得のうえお取引が成立しました。やり取りの流れや査定のポイント、機種スペックなどをまとめましたので、同様の状況でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
1. やり取りの概要:ブレーカー落ちで動作不能
今回のお客様は静岡県にお住まいのKさま。当店のLINEアカウントを友だち追加いただき、以下のようなご相談をいただきました。
- 製氷機の型式:ホシザキ IM-15CL
- 症状:「電源を入れるとブレーカーが落ちてしまう。最初は動いたが、製氷途中でブレーカーが落ち、その後は電源を入れるたびに落ちる。」
- メーカーの見立て:「基板が損傷しているかもしれないので買い替えを推奨された。」
この症状は、通電後すぐにブレーカーが落ちる場合は基板かコンプレッサーの故障が疑われる典型的なケースです。メーカー修理すると基板交換やコンプレッサー交換となり、4~5万円以上かかる可能性があるため「買い替えを検討している」というお話でした。
2. 査定金額1万円の根拠:送料込みでも可能な理由
当店では、壊れている製氷機でも積極的に買取しています。今回のIM-15CLは15kgクラスという需要のあるモデルで、もし基板やコンプレッサーをリペアできれば中古再生機としての価値があります。たとえ部品取りでも、内部パーツに流通価値が期待できるのが理由です。
- 下取り額:送料込みで1万円
- 送料:静岡県から当店までの運送費は約3,000円台
- 実質査定:機体価格 + 部品取りの価値(7,000円前後)
ブレーカー落ちの原因が基板のみなら修理コストは4~5万円程度、コンプレッサーまで壊れていると7~9万円かかる可能性があるため、実用上は難しく感じる方も多いでしょう。しかし、当店は再生や部品流用を前提に高価査定を行っています。
3. 買取にあたっての手続きと流れ
やり取りの流れはシンプルです。
- LINEで型式と症状をヒアリング
- 電源が入らない原因、年式、お住まいの地域などをお伺い
- 査定額を提示
- 「送料込み1万円」で下取り可能とご提案
- 梱包不要で、当店で集荷手配
- お客様がOKなら、集荷日時を調整
- 今回は「指定なし」でもOKということで、運送会社に集荷を依頼
- お支払い
- 原則、見積り同意後24時間以内に先払い
- 今回は銀行振込(指定口座)に対応
- 発送完了→受取→取引終了
実際にはLINEのやり取りでスピーディーに24時間以内に案内でき、お客様が集荷希望の日時を調整。ブレーカーが落ちる製氷機でも水抜きさえしておけば、そのままの状態で出荷いただけます。
4. IM-15CLの基本スペック:15kgクラスの最小級モデル
IM-15CLは、ホシザキ製氷機の中でも最小クラス(15kg/日)のキューブアイスモデルです。以下に概要をまとめます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
製氷能力 | 約15/17kg(日)(室温20℃/水温15℃時 50/60Hz) | 室温30℃では約11/13kg |
貯氷量 | 自然落下:約6kg/最大ストック:約7kg | 少量ながらコンパクトな貯氷スペース |
外形寸法 | W450×D450×H630(mm) | 卓上やカウンタートップに設置可能 |
質量 | 約33kg | 1人での持ち上げは厳しく、台車があれば便利 |
電源/消費電力 | 単相100V 50/60Hz、220/225W | ブレーカー15A回路推奨 |
冷媒 | R134a(約200g) | GWPが高めな旧来フロン |
年式の目安 | 1990年代後半~2000年代前半 | 現行の「IM-20CM」以前の世代 |
魅力:現行モデルよりやや古いものの、幅45cmの超コンパクト設計が人気。カフェのバックカウンターや狭いバーでの利用需要が根強いため、中古市場でも一定のニーズがある機種です。
5. よくあるトラブル:ブレーカー落ちの原因を切り分け
制御基板ショート or コンプレッサー起動不良
- 電源ON→即ブレーカー落ち:制御基板の短絡や、コンプレッサーがロックして過大電流を引き起こしている可能性大
- 基板のみ不良の場合:部品代2.5~3万円+工賃1~2万円=4~5万円前後
- コンプレッサー不良の場合:7~9万円かかる場合もあり、年式によっては買い替え推奨
メーカーによると、基板「4B2459‑01」が流通終了しておりリファブ品のみだったり、コンプレッサーが古いため交換パーツが高額になることも。こうした背景から、買い替えを選択する方が多いのが現実です。
6. 今回の下取りポイント:修理か買取か迷う場合
「基板 or コンプレッサーの故障」など、大きな不具合が想定される場合、修理費が5万円以上になることもざらです。今回のお客様も、メーカーに見積もりを取った結果「新機種を買った方が安い」と言われてしまったそうです。
しかし、壊れているままでも当店が下取り可能なら、
- 処分費用がかからない
- むしろプラス1万円の資金が手元に入る
- その資金を新製氷機の購入費の一部に回せる
というメリットがあります。特に10年以上使用してきた製氷機は、省エネ性能も古いので、後継機に買い替えると電気代を大幅に削減できる可能性が高いです。
7. 梱包・集荷の注意点:送料を抑えるコツ
水抜きはしっかり、アジャスター脚は外せるなら外す
- 製氷機内部に水が数百ミリリットル残っている場合があるので、庫内にタオルを敷くなどして防滴対策すると安心
- アジャスター脚を外すと高さが抑えられて宅配サイズが1つ下がるケースが多いので、送料を削減しやすい
今回の集荷手配
- 静岡県から当店までの運送料は3,000円台
- 時間帯指定は難しい地域だったが、ドライバーからの事前連絡で対応
これらの注意点を踏まえれば、梱包不要でもスムーズにお引き取りが可能です。
8. まとめ:壊れた製氷機でもあきらめずにご相談を
- ホシザキIM-15CLは15kgクラスのコンパクト製氷機。古い年式だと基板やコンプレッサーの故障が多く、メーカー修理費が高額になりがち
- 壊れたままでも下取り1万円が可能なこともあるため、「処分費用をかけずに現金化」という選択肢が取れる
- 送料や集荷手配は当店におまかせで、スマホ1台で申し込み可能
- 新機種への買い替え費用にプラスでき、電気代やメンテナンスリスクを大幅に下げられる
「基板が壊れているとメーカーに言われたけど、修理費が高すぎてあきらめた」「ブレーカーが落ちる製氷機を処分したい」――そんなお悩みがあれば、まずは当店にご相談ください。LINEや問い合わせフォームから写真を送るだけで、最短24時間以内に査定をお伝えいたします。
壊れた製氷機でも資源としてリユースできる可能性がありますので、捨てる前にぜひ一度チェックしてみてください!
動作不良やブレーカー落ちなど、一般的には価値がないと思われがちな製氷機でも、当店なら高価買取が期待できます。まずはお気軽にメッセージをどうぞ。専門スタッフがスピーディーに対応いたします!