
「冷えないわけではないのに、氷がほとんどできない。E1が出やすい。」
歌舞伎町のBARオーナーさまから届いた一通のLINE。放置すれば営業のボトルネックになる症状です。私たちはその場で7,000円の買取を確約し、集荷地域の取り決めに合わせて送料5,020円を事前にオーナーさまへ送金(回収時に運送会社へお支払い頂く方式)。オーナーさまがご自身で給排水を外して八王子へ搬出→当社手配便で回収。LINEだけで、短い往復で片づけ切りました。
この記事では、やり取りの流れ/判断の根拠/同じ症状でスムーズに終わらせるコツを実例で共有します。
スナップショット
- 機種:ホシザキ IM‑25M(銘板確認/2001年製)
- 銘板読み取り:100V・50/60Hz・冷媒HFC‑R134a/120g ほか
- 症状:
① 氷がほとんど作られない(営業中は動くが、閉店後の暑い時間帯にE1が出やすい)
② ラジエーター(コンデンサー)変形、前面フィルターカバー欠損 - ご提示:買取7,000円(先払い)
- 送料:5,020円(当社から事前にお客さまへ送金 → 回収時に運送会社へお支払い)
- 搬出:オーナーさまが給水・排水を自力で外し、歌舞伎町→八王子の自宅へ一時保管
- 回収:アートセッティングデリバリー(旧ヤマト運輸)手配、11日 12:00–15:00枠
- 所要:査定→送金→取り外し→移動→回収でクローズ(すべてLINE)

今回の背景と“症状の正体”
- E1が出やすい/氷が細る:多くの機種で安全保護側のアラーム(温度・圧力系)の代表格です。
- 現物確認では放熱フィンの変形+フィルター欠損。吸気・放熱不足で能力が落ち、外気温が上がる時間帯に保護が働く──という筋が濃厚でした。
- 営業中は空調・人の出入りで空気が動くため持ちこたえるが、閉店後の熱こもりでE1。まさにオーナーさまの体感と一致。
※E1の厳密な定義は年式・基板仕様で異なります。本件は現物状態と再現状況の整合からの実務判断です。
実際の流れ(タイムライン)
- ヒアリング
「氷がほぼできない/E1が出やすい/ラジエーター変形/前面フィルター欠損」を共有いただく。 - その場で価格提示
買取7,000円(送料別)を提示。即、銀行振込。
集荷地域の取り決めに合わせ、送料5,020円も当社から前渡し(当日、運送会社へお客さまからお支払い)。 - 取り外しサポート
LINEで給水・排水の外し方を案内。
- 給水:細い金属フレキ。本体側の太くなっている部分を工具で反時計回りに。- 排水:蛇腹ホースは引き抜き。塩ビ固定なら切断が早いケースも。
- 搬出
オーナーさま側で歌舞伎町→八王子へ移動・一時保管。 - 回収
11日 12:00–15:00枠で手配。前日~当日に運送会社から連絡。1階からの搬出でスムーズ。 - クローズ
到着後、当社から原因推定(放熱フィン全折れ)を共有。オーナーさまはアイスストッカーに入替で運用安定へ。
なぜ“重症気味”でも買い取れたのか
- 25kg帯の出口が広い
バー/小規模飲食に再生機の需要があり、部品単位でも活用の余地が大きい。 - 症状が“見える”
放熱フィン変形・フィルター欠損は工数の見立てが立てやすい。内部冷凍回路の致命傷よりは読みやすく、事前価格を出しやすい。 - ロジを段取りで潰す
お客さまが給排水を外し、車付け・1階条件で回収コストを最小化。その分を買取額に反映。
写真がなくてもOK。あると“さらに速い”チェックリスト
最低限
- 型式(銘板 or 正面ラベル)
- 症状の一言(例:E1/氷が細い/異音など)
- 設置階数・車付け可否
あればベストの“3枚”
- 正面全体(グリルやフィルターの有無が見える)
- 銘板アップ(電源・冷媒・重量=段取りの根拠)
- 気になる箇所(フィンの潰れ、錆、配管)
今回は銘板から100V/R134a‑120g/50–60Hzなど一次情報が読み取れ、回収段取りと査定精度が一気に上がりました。
取り外し・搬出のメモ(現場向け)
- 電源OFF→止水してから作業。
- 給水フレキは“本体側の太い六角”を反時計回り(無理なら浸透潤滑剤→時間をおく)。
- 排水蛇腹は引き抜き/固定なら切断。床排水口の汚れも拭いておくと良い。
- 運搬前の養生:扉をテープ固定/内部の氷・水を空に。
- 1階・車付け可は最強のコストダウン条件。エレベーターの有無も一言あると手配が速い。
価格が“上振れ”しやすい一言
- 設置条件:1階/車付け可/間口・段差
- 稼働可否:電源入る、氷は作れる/作れない
- 付属品:フィルター・脚・トレーの有無
- 引き渡し猶予:○日までに終えたい/いつでも可
やるべき段取りが揃うほど、ムダな費用が消えて買取額が残りやすいです。
ミニ知識:E1と「放熱不足」の関係
E1は多くの年式で保護系(温度・圧力)に紐づく代表的なエラー。吸気面の詰まり/フィンの潰れ/高温環境が揃うと出やすくなります。
前面フィルター欠損のまま使い続けると、油汚れと埃がフィンに絡んで潰れ→能力低下→保護発動という流れに。
営業中は冷えるのに閉店後に止まるのは、熱がこもる時間帯に放熱が追いつかないから。今回はまさにこのパターンでした。
予防は月1のグリル清掃とフィン保護。もし買い替えるなら、吸気の掃除性も選定基準に。
いますぐ査定(コピペOK)
メーカー/型式:例)ホシザキ IM-25M(2001年製)
症状:例)E1が出やすい/氷が細い(営業中は動く)
設置:例)新宿区・3F・エレベーター有/八王子で引渡し可
希望:先払い希望、回収手配をお願いしたい
写真:正面/銘板/気になる箇所(なくても可)
→ 最短24時間以内に目安金額と段取りをご返信。先払い・回収手配・梱包不要までワンストップで進めます。
今回のまとめ
今回のポイント
- IM‑25M(2001)/E1・氷がほぼできない。放熱フィン変形+フィルター欠損が主因と推定。
- 買取7,000円を先払い、送料5,020円は前渡しして回収時に運送会社へお支払い。
- お客さまが給排水を自力で外し、歌舞伎町→八王子へ搬出。11日 12–15時回収で完了。
- 写真3枚+設置条件で、査定の精度と回収コストが大幅に改善。
あなたもこんな状況なら、気軽にご相談ください
- E1がたまに出る/氷が細い、でも営業は止めたくない
- フィンが潰れている/フィルターを紛失してそのまま使っている
- 取り外しや回収の段取りが不安(工具・梱包・伝票…)
- 早く手放して現金化したい、買い替えやアイスストッカーへの移行も検討中
→ 型式と症状をLINEで一言ください。写真がなくてもOK。
先にお金をお渡しし、回収まで丸ごと段取りします。
「うちのも査定お願いします」――その一言のご相談からお待ちしています。
