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【高圧エラー対策】フクシマ「IC-45KT1」のHPランプ点灯で稼働停止|ファン交換で解決&修理費用や買取事例も解説

「氷ができない」「HPランプがついて動かない」といった高圧エラーは、フクシマガリレイの製氷機でよく見られるトラブルの一つです。今回ご相談いただいたのは、IC-45KT1という45kgクラスのアンダーカウンター製氷機。名古屋市の飲食店オーナー様から、「コンプレッサー部分が熱を持ち、HPランプが点滅して停止する」というお悩みをLINEでご連絡いただきました。

結論から言えば、排熱ファンモーターが回っていない可能性が高く、部品交換(2〜3万円程度)で直るケースが多いです。とはいえ修理費や中古購入を検討するなら、費用やメリット・デメリットを総合的に把握することが大切。本記事では、やり取りの流れ・症状の原因・修理 vs. 買取 vs. 買い替えの選択肢について詳しくまとめました。

今回ご相談いただいたのは、名古屋市の飲食店オーナー、K様です。要点は以下の通り。

  • エラー内容:HPランプが点灯し、本体およびコンプレッサー部が熱を持つ
  • 症状の再現性:電源を落としてしばらく冷却すると一時的に動くが、しばらくするとまたHPランプが点いて停止する
  • 温度環境:厨房は特別熱いわけではない(冬場で外気温も低い)
  • 風が出ていない?:凝縮器フィンのあたりを確認しても送風が感じられない

当店からは「冷却ファンが全く回っていないor回転不足の可能性が高い」とお伝えしました。通常、コンプレッサー稼働時にはフィン部から熱い風が排出されるはずですが、それがない=ファンモーターの故障がほぼ疑われます。

フクシマガリレイの「IC-45KT1」は、1日あたり約41〜46kg(室温20℃/水温15℃時)の氷を作れるアンダーカウンター型製氷機です。以下、主な仕様をまとめました。

項目数値備考
製氷方式セル方式キューブアイス(28×28×32mm)業務用で一般的な角氷
製氷能力41/46kg(日) (20℃/15℃ 50/60Hz)室温・水温によって変動
貯氷量自然落下14〜15kg/最大24kg小〜中規模店舗向け
外形寸法W630×D500×H800(mm)厨房の作業台下に収まりやすい
消費電力230/270W(50/60Hz)圧縮機出力200W
冷媒R134a(150g)環境負荷が小さめのHFC冷媒
年式の目安2013〜2018年頃KT1世代

HPランプ(High Pressureエラー)が点灯すると、冷却が滞り氷が全く作れない状態になります。飲食店としては営業に大きく支障が出るため、早急な対処が求められます。

高圧保護とは、その名の通り冷媒の圧力が過度に高まった際に安全装置が働いて運転を停止する仕組みです。主な原因は以下の通り。

  1. 排熱ファンの停止(ファンモーター焼損・断線)
    • フィン付近に送風がなく、コンプレッサー周りに熱がこもる
  2. フィン目詰まり(埃や油汚れ)
    • ファンは回っているが、空気が通りにくく熱が逃げない
  3. 冷媒の過充填・漏えい修理時のミス
    • システム内の冷媒量が適切でない
  4. 高温環境(厨房温度が35℃以上など)
    • ただし冬場や室温が低い時期なら可能性は低い
  5. センサー不良
    • 稀に高圧センサー自体の故障で誤作動

今回のケースでは「風が出ていない」という報告があるため、ファンモーター故障が最も可能性が高いと判断できます。

フクシマガリレイの45kgクラス製氷機で排熱ファンが動かない場合、ファンモーターASSYの交換が必要です。部品代と出張修理費を合わせると、概ね以下の金額になることが多いです。

  • 部品代:7,000〜9,000円
  • 技術料:8,000〜10,000円
  • 出張料:5,000〜6,000円(地域により変動)

合計で20,000〜25,000円程度が一つの目安。DIYが可能な機種もありますが、厨房機器の電気系配線が絡むため、安全面を考えるとメーカーや専門業者に依頼するのが無難でしょう。また、フィンが油汚れで詰まっている場合は薬品洗浄も同時に行うと再発防止に効果的です。

店舗オーナーにとって、修理費が2〜3万円程度なら続投を考える方も多いでしょう。しかし、機種が古い・他の部位も劣化しているなどの事情があれば、買い替えや買取も選択肢に入ってきます。

選択肢予想コストコメント
ファンモーター交換(メーカー修理)2〜3万円出張修理なら1日〜数日で完了。暫定コスト最安。
冷却システム全体の修理4〜6万円以上冷媒漏えい・コンプレッサー交換が絡むと高額に。
下取り(当店での買取)送料別で約1万円程度壊れたままでも買い取り可能。すぐに現金化できる
中古再生品や新品へ買い替え数万円〜十数万円以上長期的には省エネメリットあり。資金に余裕があれば検討

ポイント:

  • 今後も数年間使い続けるなら、ファンモーター交換だけで済むなら修理が安上がり
  • 他にもトラブルが多発しているなら、買い替え+下取りでリスク回避

「すぐには修理業者が来られないが、営業を止めたくない」という場合、応急処置として以下を試してみるのも一案です。

  1. 扇風機やサーキュレーターをフィン付近に当てる
    • 強制的に空気を循環させ、熱を逃がす
    • 一時的にHPランプの発生を抑えられる可能性あり
  2. 周囲の環境を冷やす
    • 厨房内の温度を下げる、エアコンで換気を強化など
  3. フィルターやフィンにホコリが詰まっていないか
    • ブラシや掃除機で簡易的に清掃

これらはあくまでも応急策なので、根本的にはファンモーター交換やフィン洗浄が必要になるケースが大半です。

  • HPランプ点灯=高圧保護は、コンプレッサー周りの熱が逃げきれず、圧力が上昇している状態
  • 送風がない=ファンモーター故障の疑いが濃厚で、部品交換に2〜3万円ほどかかる
  • 修理が安価に済むなら延命が得策だが、他部位にも不安があるなら買取や買い替えも視野に
  • 応急処置として扇風機やサーキュレーターでフィンに風を当てる方法もあるが、あくまで一時的な対策

製氷機は1日でも止まると店舗の売上に大きく影響します。「少しでも早く直す or すぐに買い替える」——どちらを選ぶにしても、まずは正確な原因を把握することが大切です。
もし「修理費が高すぎる」「既に古いから更新したい」とお考えなら、壊れたままでも下取りできるサービスもあります。LINEで症状や写真を送るだけで概算査定が出せるので、ぜひご相談ください。

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「高圧エラー=冷え不足」ではありません。「熱が逃げない」ことが問題です。ファンモーターさえ正常に回れば、45kgクラスの製氷機はまだまだ活躍できます。症状を放置せず早めに対処し、安定した製氷と店舗運営を取り戻しましょう!

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