1. はじめに 1990年代にリリースされたホシザキ IM-60Lは、コンパクトな横幅ながら1日当たり約60~70kg以上の製氷が可能な機種として、多くの個人店・小規模飲食店に導入されました。現在に至るまでロングセラーであり、地方の店舗などで「まだ現役で使っている」という事例が後を絶ちません。 しかし年式の古さゆえ、部品調達の難しさや冷媒規制(R22問題)など、新しいモデルに比べて修理コストが割高になりがちです。さらに最近では、メーカーや一般の修理業者から「もう直せない」「パーツ生産が終わった」と断られる ...