
「氷が遅い…」
「電源入れ直すと動くのに、また止まる…」
「もう寿命?処分するしかない?」
こういう“動いたり止まったり”の不気味な故障、実は寿命と決めつけるのは早いです。
外から見えないところに原因があり、直せる故障のことも少なくありません。
今回は、兵庫県のお客様(※K様)からご相談いただいた
ホシザキ 全自動製氷機 IM-20CL(卓上タイプ)の実例をご紹介します。
結論から言うと――
- お客様は「原因不明=壊れた」と判断
- 当店は故障品として7,000円で買取(送料当店負担)
- 買取後の点検で、なんと電源コードの被覆剥がれ(電線露出)を確認
- これが漏電(微弱ショート)→安全装置が作動して止まっていた可能性が高い(※推測)
「原因不明の故障でも、プロが見れば“生きている”ことがある」
それを体現したケースです。
まずは機種の確認:ホシザキ IM-20CLってどんな製氷機?
IM-20CLは、コンパクトな20kgクラスの卓上製氷機で、
小規模な飲食店・カフェ・バーなどにハマりやすいサイズ感です。
IM-20CLのスペック
- タイプ:卓上型
- 製氷能力:約20/22kg/日(条件により変動)
- 外形寸法:幅450×奥行450×高さ630mm
- 電源:単相100V
- 貯氷量:自然落下時 約8kg/最大 約9kg
また、「IM-20CLの新機種がIM-20CM」でIM-20CLは旧モデル側(古い世代)として流通しています。
中古市場での立ち位置:小型だから“まだ需要がある”
「古い卓上製氷機って、値段つくの?」と心配されがちですが、
IM-20CLは中古市場でも一定数動いています。
- 直近のYahoo!オークションの終了データでは、過去180日で平均落札価格が約4.1万円という表示があります(状態でブレます)。
- 厨房機器の相場サイトでも、販売価格レンジ(最安〜最高)が掲載されています(在庫状況で変動)。
小型で置きやすい=買い手がつきやすい
この構造があるため、たとえ故障していても「部品取り・再生前提」で価値が残ることがあります(※市場状況による)。
※相場の最終確認日:2026-02-08
事例:兵庫県K様「2日おきに止まる」原因不明の故障
ご相談内容
K様からのご相談は、次のような内容でした。
- 氷が出る速度がだんだん遅くなった
- 稼働から2日経つと止まってしまう
- 電源を入れ直すとまた動くが、同じように止まる
- 原因が分からず「壊れた」と判断
このタイプの故障、現場ではわりと危険信号です。
なぜなら、機械が止まる理由が
- 部品の劣化(温度センサー、ポンプ、モーター等)
- 制御の異常(基板)
- 安全装置が働く系(漏電・過熱・異常電流)
など複数あり、特に最後の「安全装置系」は放置するとリスクが上がるからです。
査定〜買取:原因不明でも、まず“故障品として買う”判断
当店の回答はシンプルです。
- 送料は当店負担
- 故障品として7,000円で買取
- さらに、集荷はアートセッティングデリバリー(専門配送)を手配
→ 梱包も業者側で対応のため、お客様は待つだけ
支払いも、集荷前にPayPayで送金し、スピード優先で進めました。
【重要】プロの診断:実は“電源コードの被覆剥がれ”だった
買取後、当店で状態確認をしたところ、
電源コードの被覆(樹脂)が剥がれて電線がむき出しになっている箇所が見つかりました(危険)。
この状態だと、
- 踏む/挟む/引っ張る
- 経年劣化+テンション
- コンセント周りの折れ
などが重なることで、微弱なショート(漏電)が起きます。
その結果、安全装置が働いて停止していた可能性が高いという見立てです(※推測:停止の直接原因は個体差があります)。
火災・感電リスク:ここは強めに注意喚起します
電源コードの被覆が剥がれている機器は、絶対に軽視しないでください。
- そのまま使うと、感電・火災につながる可能性があります
- 「ビニールテープで巻いて終わり」は応急でも危険なケースがあります
- まず電源を抜いて使用停止し、専門業者へ相談が安全です
“原因不明で止まる”は、機械が守って止まっていることがある。
これが今回の最大の教訓でした。
買取できない機器でも「売り方」を助言します
K様から追加で、
「ガリレイ(フクシマガリレイ)のインバータ冷凍機も売りたい」と相談がありました。
正直に言うと、当店は大型冷凍機の買取は専門外です。
(配送コストが高く、送料負けするケースが多いため)
ただ、ここで突き放しません。
K様がすでに出品していたヤフオクページを見て、
- タイトルに「フクシマガリレイ」
- さらに用途ワードの「プレハブ」
などを入れると検索に引っかかりやすい、という具体的なアドバイスをお伝えしました。
「当店で買えない=終わり」ではなく、
損しない出口まで一緒に考えるのが、氷の錬金術師のスタンスです。
まとめ:原因不明でもOK。処分する前に、まず“写真1枚”送ってください
製氷機が止まる・遅い・動いたり止まったりする。
この症状は「寿命」だけでは説明できないことがあります。
今回のように、
電源コードの破損→漏電の可能性→安全装置停止
という“危ない故障”が隠れているケースもあるからです。
だからこそ、
- 原因不明でもOK
- 故障でもOK
- まずは型式と写真でOK
処分を決める前に、LINEで一度見せてください。
(危険箇所があれば、こちらから先に注意点をお伝えします)
✅ 無料相談はこちら
\ 原因不明でもOK!まずは写真を送ってください /
※記事内の金額は事例です。状態・年式・地域・搬出条件で変動します。
※電源コードの破損が疑われる場合は、まず安全確保(使用停止)を最優先にしてください。
