
「コンプレッサーが壊れて冷えないって言われました。もう処分しかないですかね…」
LINEでこう聞かれること、実は少なくありません。
でも結論から言うと、コンプレッサー故障でも買取できるケースはあります。
今回は、大阪市西淀川区のスナック様(Y様)からご相談いただいた「ホシザキ IM-25L-1」。
メーカー診断でコンプレッサー故障、冷えない状態。いわゆる“修理高額コース”の故障でした。
それだけじゃなく、回収当日に「元栓を閉めても水が止まらない」という、現場あるあるの水トラブルまで発生。
ここをうまく乗り越えたのが、今回のいちばんの見どころです。
まず結論:コンプレッサー故障でも買取できました(買取5,000円/送料当店負担)
今回の査定内容はこちらです。
- 依頼者:大阪市西淀川区のスナック様(Y様)
- 機種:ホシザキ IM-25L-1(25kgタイプ)
- 状態:メーカー診断済み/コンプレッサー故障で冷えない
- 買取金額:5,000円
- 送料:当店負担(お客様の手出しなし)
正直、この状態だと「処分費がかかります」と言われてもおかしくありません。
でも、当店は“壊れた製氷機を再生する”前提で動いているので、こういう機械でもちゃんと値段をつけられます。
ホシザキ IM-25L-1ってどんな製氷機?(スペック&発売時期)
IM-25L-1は、カウンター下に収まりやすい25kgクラスのキューブアイス製氷機です。飲食店のバックヤードで昔から定番で、今でも中古市場でよく見かけます。ただし発売は2000年頃の機種なので、いま見るとしっかり旧型。状態次第では「動くけど能力が落ちている」「夏場だけ弱い」など、経年のクセが出ている個体も多いです。
代表的なスペック目安
- 製氷能力:約24〜26kg/日(室温20℃・水温15℃)/約19〜22kg/日(室温30℃・水温25℃)
- 貯氷量:自然落下時 約8kg/最大ストック 約11〜12kg前後
- 外形寸法:幅約400×奥行約450×高さ約800mm
- 消費電力:240〜250W前後
- 製品質量:約40kg
- 発売時期:2000年頃(旧型世代)
プロ目線の補足
同じIM-25L-1でも、実際の製氷能力は設置環境とメンテ状況で平気で変わります。特に多いのがこの3つです。
- 熱こもり(カウンター内で吸排気が詰まる):夏場に一気に落ちやすい
- 汚れ・目詰まり(冷却フィン/フィルター):冷えが鈍くなって氷が薄い・小さい
- スケール(カルキ):給水系が詰まりやすく、氷の抜けや形に影響
ちなみにホシザキは2007年頃に後継世代(M系のライン)が出ているので、IM-25L-1はその前の世代にあたります。だからこそ、今回みたいに「コンプレッサー故障」だと修理より買い替え判断になりやすい、というのが現場のリアルです。
“壊れた状態”でも、価値が残っている機械はあります。
コンプレッサー故障が“買い替え推奨”になりやすい理由(修理費の目安)
コンプレッサーは、製氷機でいう「心臓」です。ここが壊れると、修理はどうしても重くなります。
理由はシンプルで、部品代が高い+作業が大掛かりになりやすいからです。
修理費の目安(ざっくり)
- コンプレッサー単体の交換だけで済むケース:
目安として4〜8万円台(税別)で収まることもあります(部品代+工賃の合計感)。 - 冷凍回路(冷媒漏れ・詰まり・能力低下)まで触るケース:
ここに入ると話が変わって、見積もりが一気に跳ねます。
現場では10万円台後半〜20万円台になることも珍しくありません。
※金額は機種・症状・地域・出張距離・作業範囲でブレます。特に「漏れの特定」「配管加工」「真空引き」「ガス充填」が絡むと高くなりやすいです。
旧型(IM-25L-1のような世代)で悩みが深くなる理由
IM-25L-1は2000年頃の旧型なので、修理費だけじゃなく“リスクの総量”も見ないといけません。
- 部品が揃わない/納期が読めない(修理が進まない原因になりやすい)
- コンプレッサー以外も同時に弱っている(水回り・基板・弁・センサーなど)
- 直しても別の箇所が続く(結果的に合計コストが膨らむ)
- 止まっている間の機会損失が大きい(氷が出ない=営業に直撃)
だから旧型ほど、
「修理する」「買い替える」「処分する」で迷いがちになります。
そして最後に「処分費を払うしかないか…」になりやすい。
でも、ここで私たちが言いたいのは一つです。
処分の前に、一回LINEください。
壊れた状態でも、再生・部品取り前提で価値が残っている機械はあります。修理見積もりが出た段階でもOK。いちばん損しない着地、一緒に決めましょう。
LINEでのやり取り:メーカー診断済み→即査定→先払いまで
Y様は最初に、
- 「ホシザキの壊れた製氷機です」
- 「型式はIM-25L-1」
- 「コンプレッサー故障みたいです」
- 「ホシザキさんに見てもらいました」
と、必要情報をすごく分かりやすく送ってくれました。
この時点でこちらも判断が早くて、
「買取5,000円でいきます(送料は当店負担)」と即回答。
そして当店のスタイルなので、見積もりにOKをいただいたら先にお振込。
今回は「買取額+送料分」をまとめて先払いしています(合計金額までお伝えして、安心してもらった上で進めました)。
「売ったのに入金はまだ?」が一番ストレスになるので、ここは徹底しています。
事件発生:引き取り当日、「元栓閉めても水が止まらない…」
日程を合わせて、回収業者さんが現地へ。
ところが、作業の途中で連絡が来ました。
元栓閉めて外そうとしたら、水が止まらないらしくて…
専門じゃないので、水道屋さんか管理会社に…
これ、テナントだと本当にあるんです。
- 店内に止水栓がない
- 止水栓が店の外(共用部)にある
- しかもそれを閉めるとビル全体の水が止まる
結果、「撤去のために管理会社と調整して、定休日に合わせて…」みたいな大掛かりな話になりかけます。
Y様もまさにその状況で、管理会社へ連絡して止水栓の場所を探すところからスタートしていました。
ここが今回の“プロの助言”:外したついでに止水栓(バルブ)を付けましょう
ここで私がLINEでお伝えしたのが、これです。
「外した際に、給水口に新たに止水栓つけてしまえば、一回止めるだけで済みますよ。」
止水栓って、要は「自分の店だけ水を止めるスイッチ」です。
これが無いと、
次に製氷機を入れ替えるときも、修理のときも、また同じ騒ぎになります。
でも、撤去のタイミングで止水栓を付けておけば、
- 次回からは店内で水を止められる
- ビル全体を止めなくていい
- 急な水漏れでも初動が早い
- メンテナンスがめちゃくちゃ楽
正直、「1,000円くらいの部品」で将来の面倒が消えるので、テナントの水回りではかなり効きます。
Y様から「止水栓は自分で買う感じですか?」と聞かれたので、
- ホームセンターで買える
- 不安なら水道屋さんや撤去業者に付けてもらうのもアリ
という形で、無理のない選択肢をお伝えしました。
※水回りは無理すると漏水が怖いので、「できる人がやる」が大前提です。ここは安全第一でいきましょう。
結果:回収は“集荷”に切り替え。住所入力のつまずきもLINEで一緒に解決
最終的にY様は、日程を調整して
ヤマト運輸の「らくらく家財便」(アートセッティングデリバリー)で発送する流れに切り替えました。
ここも、ただ「URLどうぞ」で終わらせず、
- 送付先情報をテキストで送る
- スマホで住所入力すると「金沢市みずき」が候補に出ない → コピペで解決
- サイズ入力の欄で止まる → 「45、45、80」でOKと具体的に案内
という感じで、細かいところまで一緒に潰していきました。
そして数日後。
「18日に到着すると思います」
→ こちらで受け取り確認
→ 「無事に届きました。ありがとうございます。」
最後にY様から、
「また宜しくお願いします😊」
この一言をもらえたのが、私は一番うれしかったです。
まとめ:買取はもちろん、“撤去・水回りの不安”も丸ごとLINEで相談に乗ります
今回のポイントは2つです。
- コンプレッサー故障でも買取できる(処分の前に相談してほしい)
- テナントの「水が止まらない」問題は、止水栓の追加で“未来のトラブルごと減らせる”
製氷機って、壊れた瞬間だけじゃなくて、
「外す」「運ぶ」「入れ替える」のハードルが高い機械です。
氷の錬金術師は、機械だけを見て終わりにしません。
現場の状況も含めて、できるだけ楽に・安全に・損しない形を一緒に作ります。
LINEで無料査定するときに送ってほしいもの(これだけでOK)
- 製氷機の写真(正面・側面)
- 銘板(型番が書いてあるシール)の写真
- 故障内容(例:冷えない/エラー表示/水漏れ など)
- 設置場所(都道府県・市区町村まででOK)
- 階段 or エレベーター有無
「これって売れる?」の一言からでも大丈夫です。
処分費を払う前に、まずはLINEで投げてください。
