製氷機メンテナンスと清掃

【修理事例】フクシマガリレイ製氷機FIC-A25KTの満タン検知スイッチ基板不良を解決|原因・修理手順・買取情報を徹底解説

2024年6月30日

「製氷機が満タンになっても止まらない…」「氷が溢れ出してしまう!」といったトラブルは意外と多くの飲食店で起こります。そんな時に疑われるのが満タン検知スイッチの不具合。今回は、フクシマガリレイ製の人気機種FIC-A25KTで発生した「満タン検知が効かず、製氷機が停止しない」というトラブル事例を詳しくご紹介します。

記事の後半では、修理と買い替え・買取を比較検討する際のヒントや、長く安心して使うためのメンテナンスポイントも解説。壊れてしまった製氷機の処分でお悩みの方や、修理の目安を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください!

コンパクト設計&省スペース

  • 幅398mm×奥行450mm×高さ800mmと、飲食店のカウンター下などにも収まりやすいサイズ。
  • 小規模カフェやバー、居酒屋の隅に設置しても邪魔にならず、作業動線を確保しやすい。

衛生面とメンテナンス性の高さ

  • 特殊加工された庫内で、カビや汚れが付着しにくい設計。
  • フィルターやユニット部の引き出しが簡単で、定期的な清掃もしやすい。

環境・安全面への配慮

  • ノンフロン冷媒を採用し、地球環境への負荷を軽減。
  • 満タン検知スイッチや過負荷保護装置を搭載しており、氷が溢れたり機器がオーバーヒートしたりするのを防ぐ。

FIC-A25KTは、日産約25kgの製氷能力を持つ「省スペース+安心設計」が魅力。多くの飲食店やカフェで活躍している名機種です。

通常、製氷機は氷が一定量まで溜まると「満タン検知スイッチ」が働き、製氷を自動停止させます。しかし、今回ご依頼いただいたFIC-A25KTは、「満タンになっても動き続け、氷がこぼれそうになる」というトラブルが発生。

  • 想定される原因
    1. 満タン検知スイッチ自体の故障(接点不良、断線など)
    2. 配線が外れている、または緩んでいる
    3. スイッチと連動する基板側の異常

お客様側ではスイッチを軽く触っても反応がなく、挙動がおかしいとのこと。「まずはスイッチを交換する必要があるかも…」と考えつつも、実際にはスイッチ自体が正常でも基板が原因のケースがあります。

満タン検知スイッチは問題なし?

トラブルシューティングの第一歩として、スイッチの導通チェックを行いました。

  • スイッチをON/OFFさせながらテスターで抵抗値を計測
  • 正常に反応している → スイッチ自体のハード故障はなさそう

もしスイッチが壊れていたら、テスター値に異常が出るはずですが、今回は問題なく作動していました。

電装ボックス・基板を疑う

スイッチに問題がないとなると、スイッチとメイン制御をつなぐ基板側の不調が濃厚。長年の使用でハンダクラックやリレー不良、あるいはコンデンサの劣化など、基板には多様な故障要因があります。

  • 基板の回路図を照合し、該当パーツ(小型基板)を特定
  • 続いて基板全体を点検し、焼損や焦げ、膨張コンデンサなどがないか確認

結果、メイン基板には目立った損傷はないものの、小型基板に劣化・接点不良が疑われる箇所を発見。これが満タン検知スイッチの信号を受け取れなくなっている原因と推測できました。

具体的な修理ステップは以下のとおりです。

  1. 電装ボックスを開け、配線を確認
    • 電装系統は色とりどりのコードが詰まっており、見た目以上に複雑
    • 必要に応じて写真を撮り、配線の位置関係を記録する
  2. 回路図の参照&小型基板の特定
    • FIC-A25KTのサービスマニュアルや回路図を確認し、満タン検知スイッチ関連の基板を探す
    • 誤って他のパーツを外さないよう慎重に作業
  3. 小型基板の交換
    • 古い基板を取り外し、新品またはリユース品の部品と交換
    • ハンダ付け作業が必要な場合は、ショートや接点不良を起こさないよう丁寧に処理
  4. 動作テスト
    • 全て元通りに組み上げたら、電源を入れて満タン検知の動きを確認
    • スイッチを仮に押してみて、氷が停止するか、ランプ表示が正常に切り替わるかを確認

注意点:電子基板の交換は、感電やショート事故を防ぐため電源を完全に落としてから行い、湿気やホコリを排除した安全な場所で実施するのが原則です。

修理結果

基板交換後は、満タン検知スイッチが正しく信号を送受信できるようになり、製氷機は満タンになると自動停止するよう回復しました。お客様も「これで氷があふれず安心して使える」と大満足。

予防策:基板故障を防ぐために

  1. 定期的な清掃
    • 電装ボックス内にホコリが溜まると熱がこもり、基板やハンダが劣化しやすい
    • 年1~2回程度は空気の通り道をエアダスターなどで掃除
  2. 庫内やスイッチ周辺の点検
    • 水漏れや過剰な結露があると、基板への水滴侵入リスクが高まる
    • 満タン検知スイッチ周辺を軽く清掃し、氷の詰まり・カビ等がないか目視
  3. 不審な挙動があれば早めに対処
    • 「製氷が止まらない」「エラー表示が頻繁に出る」など、違和感があれば速やかに点検・修理
    • 放置すると故障箇所が拡大し、修理費が膨らむ可能性大

こうしたメンテナンスや点検を怠らないことで、基板やセンサー類の寿命を延ばし、安定した製氷を長く続けられます。

修理費用の目安

  • 小型基板の部品代:数千円~1万円程度(メーカー在庫状況や型番による)
  • 工賃&出張費:1~3万円ほどが一般的
  • 合計:2~4万円前後がひとつの目安

買い替え費用

  • 中古のFIC-A25KT:5~8万円程度で流通している場合が多い
  • 新品製氷機:同程度の能力なら10~15万円以上が相場
  • 年式の新しい中古機を検討するのも一つの選択肢

もし修理が難しい場合…

「故障が重なって部品交換が多い」「年式が古く、部品が手に入らない」などの場合は、買い替えや売却を検討しましょう。実は、壊れた製氷機でも部品取りや再生修理目的で高価買取されるケースがあります。廃棄費用を払うより、むしろ売って得する可能性があるのです。

▼壊れた製氷機の高価買取もOK!

  • 大手リサイクル業者で0円査定と言われても、専門業者なら1~2万円以上になる事例多数
  • 先払い査定やLINE査定など、スピーディーな取引が可能
  • 古いFIC-A25KTや他メーカー機種も歓迎

フクシマガリレイ製氷機FIC-A25KTは、そのコンパクト性とメンテナンスのしやすさから、多くの飲食店に愛されているモデルです。しかし、今回のように満タン検知スイッチ関連の基板故障が起きると、満タンなのに製氷が止まらないという事態に。

スイッチだけでなく、基板側が原因となるケースもあるため、症状の正確な診断と的確な修理が大切です。部品交換自体は数万円程度で済む場合が多いですが、年式や故障箇所次第では買い替えや買取が得策になることも。

いずれにせよ、不調を感じたら早めに修理相談することが、故障の拡大やビジネスの損失を防ぐポイントです。

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迷ったらまずは専門家に相談を。あなたの製氷機が一日でも早くベストな状態に戻り、安定した氷の供給を実現できますよう、当社「氷の錬金術師」がお手伝いします。修理費用の見積もりや高額査定のチャンスを、ぜひ手に入れてください!

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