1. はじめに:壊れた製氷機、実は買取できるかも?
飲食店・ホテルなどで大活躍の業務用製氷機。しかし、一度壊れると修理費が高額になるケースも多く、「メーカーに『基盤故障』と診断されたから、もう使えない…」と諦めてしまう方は少なくありません。
でも実は、動かない製氷機でも下取り査定で値段がつく可能性があります。
この記事では、当社「氷の錬金術師」が実際に行った買取事例を紹介。メーカーで「修理費が高すぎる」と言われたまま放置されていたPanasonic製「SIM-S3500B」を2万円で下取りし、スムーズに現金化を実現しました。
2. ご相談内容:基盤交換が必要と言われ、壊れたまま放置
2-1. お客様からの最初のメッセージ
今回ご紹介するのは、当社のLINEアカウントに直接お問い合わせいただいたケースです。お客様からは、次のようなご相談をいただきました。
「壊れた製氷機があるのですが、メーカー診断で基盤故障と言われました。
タイミングよく知人から別の製氷機を譲ってもらったので、結局修理せず放置している状態です。買取っていただけるんでしょうか?」
故障した製氷機はPanasonicのSIM-S3500B。基盤交換が必要とのことで、修理費用も高額になりそうだというお話でした。そこで「どうせなら値段がつかないか…」と調べられ、当社を見つけてくださったそうです。
2-2. メーカー診断=修理不可ではない
メーカーが「基盤故障」と診断すると、基盤や周辺パーツの交換・調整に高額な費用がかかりがちで、「新品購入が早い」と勧められることもあります。しかし、本体の他パーツや冷却回路がまだ使えるケースは少なくありません。
当社では、壊れたままでも部品・ユニットを再利用できるかどうかを総合的に判断し、可能性があれば再生ルートやリサイクル販売などに回します。そこで「基盤故障だから廃棄するしかない」とあきらめる必要はありません。
3. 当社「氷の錬金術師」の査定と下取り提案
3-1. LINEで写真を送るだけで概算査定
まずは製氷機の外観写真、型式の確認、故障状況などをLINEで送っていただきました。PanasonicのSIM-S3500Bであること、基盤故障が疑われること、そして外装は大きなダメージがないことなどを加味し、送料込み2万円の下取り価格を提示。当社は買い手として「壊れていても引き取れる理由」を分かりやすく説明し、お客様にも納得いただいたうえでお取引を進める形となりました。
3-2. 送料や配送はどうする?
製氷機はサイズ・重量ともに大きく、梱包が難しいというお悩みがつきものです。今回のSIM-S3500Bの場合は、
- 横50×奥行45×高さ80cm
- 重量約50kg
と、かなりの重量級でしたが、ヤマト運輸の家財宅急便であれば梱包サービス込みで回収・配送が可能。送料は5,000円前後を想定し、下取り額に反映させることでお客様の負担を抑えました。
4. お取引の流れ:入金から集荷手配、到着まで
4-1. お支払い(当社 → お客様へ)
今回は当社が買い取る立場のため、お客様(売り手)へ銀行振込を実行。
領収書は通常、売り手(お客様)→ 買い手(当社)が発行する形です。今回もお客様から領収書の発行依頼があり、事前に発送方法を確認してから振込を行いました。振込先口座情報をいただき、当社内で振込作業→着金確認と進めています。
4-2. ヤマト運輸での集荷予約
お客様は東京都品川区在住で、最寄り駅が武蔵小山。ヤマト運輸のサイトから家財宅急便の予約をし、集荷日時を調整してもらいました。集荷当日はドライバーが訪問し、その場で梱包~配送まで対応するため、お客様側で面倒な梱包を準備する必要はありません。
当初は「24日着」予定でしたが、配送状況により「26日到着」に変更。日程変更の連絡もスムーズに行い、結果的に大きなトラブルなく当社へ到着しました。
5. 到着後のハプニング:領収書が見当たらない?
無事に当社へPanasonic SIM-S3500Bが届き、内部状態を確認。「基盤故障」の影響はあるものの、他パーツは再利用できそうでした。
ただ、ここで問題が発生。本来同梱されているはずの領収書が見当たらないのです。ヤマト運輸の梱包段階で紛失した可能性が高く、お客様には封筒を貼り付けていただいていたそうですが、配送作業の中で落ちてしまったのかもしれません。
最終的には、改めて領収書を郵送いただくことで解決。お互いに連絡を取り合いながら状況を整理し、スムーズにお取引を完了することができました。
6. 壊れていても買取できる理由:部品再生&リサイクル
6-1. 部品交換や再整備で再利用可能
「基盤が故障している=廃棄しかない」というイメージが強いですが、実際には冷却回路やコンプレッサー、外装など他のパーツが無事なケースが少なくありません。当社では分解やパーツ交換を得意としており、部品単位で再利用できる場合は国内外での流通ルートを活用。結果として、メーカーから修理不可と言われた機器でも数万円の値段がつく可能性があります。
6-2. 環境保護とコスト削減
故障した製氷機の廃棄には産業廃棄物処分費用や環境負荷が伴います。一方、部品再利用や修理再販は、
- 売り手は不要在庫を現金化できる
- 買い手(当社)はリサイクル事業を通じて環境保護に寄与
というメリットが生まれ、「もう使わない」と思われた機械が別の場所で新たな役目を果たすことにつながります。
まとめ:メーカー診断で諦める前に当社へご相談を
- Panasonic SIM-S3500Bのような基盤故障製氷機でも値段がつくかもしれません
- LINEで写真を送るだけで24時間以内に概算査定
- 領収書のやり取りや集荷手配もしっかりサポート
今回の事例では、修理が難しいと放置されていた機器を2万円で下取りすることに成功。廃棄予定が思わぬ形で収益化でき、お客様からも「助かりました!」と喜んでいただけました。
壊れた製氷機の処分をどうするかお悩みでしたら、ぜひ一度「氷の錬金術師」にお問い合わせください。
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不要・故障製氷機でも意外な価値が眠っているかもしれません。
メーカーから「修理費用が高い」「基盤交換が必要」と言われて諦める前に、ぜひお気軽にご相談ください。
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当社では買取だけでなく、新品・中古製氷機の販売や修理アドバイスなど、幅広いサポートを行っています。倉庫やお店に眠る壊れた製氷機を放置する前に、ぜひ当社へご連絡ください。