
1. はじめに:製氷機の水漏れトラブルは放置厳禁
飲食店やバー、カフェなどで必需品ともいえる業務用製氷機ですが、水漏れをはじめとする故障トラブルを経験したことのある方も多いのではないでしょうか。製氷機は冷却ユニットや給排水系統など複数の機能が組み合わさっており、一部でも不具合が起きると大きな故障につながるリスクがあります。特に水漏れは、
- カビや異臭の原因となる
- 周辺機器や床面の腐食やダメージに発展する
- 衛生面のリスクが高まる
など、放置することで深刻なトラブルを引き起こしかねません。今回は「扉を開けると水が落ちてくる」といった水漏れトラブルを抱えた福島工業(現フクシマガリレイ)の製氷機「FIC-A25KT」を修理した事例をもとに、修理の実際の流れや注意点を詳しくご紹介します。
2. 修理事例:FIC-A25KTの給水バルブパッキン交換
実際の症状
- 機種:FIC-A25KT
- 不具合:「氷自体は製造されるが、扉を開けた際に内部から大量の水が落ちてくる」
一見「製氷はできているし問題ないのでは?」と思われがちですが、使用時に水漏れがあるということは内部で給水バルブや配管まわりの接合がしっかり止水できていない状態。こうしたトラブルを放置すると、衛生的なリスクや機械内部のさらなる損傷を招きます。
原因と修理ポイント

- 原因:給水バルブの結合部パッキンが経年劣化しており、止水ができない状態
- 修理内容:劣化パッキンの交換とバルブの点検
FIC-A25KTを含め、古い型式の福島(フクシマガリレイ)製氷機は給水バルブが固着しているケースが多く、パーツを外す際に周囲の配管を破損しかねないリスクがあります。作業手順を誤ったり、工具の扱いを間違えたりすると大惨事になることもしばしば。今回も慎重にバルブを外し、問題箇所のパッキンを新品に交換することで、水漏れは改善しました。
ポイント:
「FIC-A25KT」は一見シンプルな構造に見えるものの、内部スペースが狭く配管が複雑です。専門的な知識や工具がないまま自己流で修理を行うと、かえって状態を悪化させる恐れがあります。トラブルが発生した際は、まずは専門業者へ相談することをおすすめします。
3. FIC-A25KT(福島工業・フクシマガリレイ)の製品特徴

FIC-A25KTは、小規模店舗や限られたスペースにも設置しやすいアンダーカウンタータイプの業務用製氷機です。以下に主な特徴をまとめます。
仕様・スペック一覧
- 型式:FIC-A25KT
- 外形寸法:幅398mm × 奥行450mm × 高さ800mm
- 電源:単相100V(50/60Hz)
- 消費電力:150W(50Hz)/170W(60Hz)
- 製氷能力:
- 約25kg/日(室温20℃・水温15℃)
- 約20〜22kg/日(室温30℃・水温25℃)
- 貯氷量:最大約13.5kg(自然落下時:約8.5kg)
- 氷の形状:キューブアイス(約28×28×32mm)
- 製品質量:約45kg
- 冷却方式:空冷
- 製氷方式:セル方式(ジェットスプレー式)
- 給水方式:水道直結方式
- 排水方式:毎回希釈廃棄
- 付属品:スコップ、凝縮器フィルター
コンパクト設計&高品質なキューブアイス
幅わずか398mmというスリムなボディが特長で、厨房内の限られたスペースでも設置がしやすいモデルです。セル方式(ジェットスプレー式)で製氷するため、透明度が高く溶けにくいキューブアイスを安定的に供給します。
メンテナンスしやすい構造
- 凝縮器フィルターは、本体の機械室パネルを外さずに着脱可能で、定期的な清掃が簡単
- 外装にはクリアコーティング加工が施されており、拭き取りやすく衛生的
- 扉のパッキンにも防カビ・抗菌剤が配合され、清掃負担を軽減
とはいえ、給水バルブなどの内部パーツが経年劣化し、固着する場合も多いため、トラブル発生時は早めの対応が肝心です。
4. 修理か買い替えか?判断のポイント
修理が有効なケース
- 比較的新しい製氷機(5年以内)
- パーツ交換で済む軽微な故障(パッキンやバルブなど)
- 修理費用が買い替えに比べて安く済む場合
買い替え・買取を検討すべきケース
- 10年以上使用している古い製氷機
- 冷却ユニットや基板など、高額パーツが壊れている
- 生産中止のモデルでパーツが入手困難
- 修理を繰り返しているうちに、トータルコストが新品導入よりかさんでいる場合
製氷機は一度の故障を修理しても、別の箇所が立て続けに不具合を起こすケースが少なくありません。トータルで考えると「修理するより買い替えた方が経済的にお得」というケースも多いため、修理見積もりをとったうえで総合的に判断するのがベストです。
5. 壊れた製氷機の高価買取:修理不可でもあきらめない!
もし修理が高額になったり、部品が手に入らない古い機種の場合、「もう処分するしかないかな…」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、壊れた製氷機でも高価買取が可能です。とくに当店では「壊れていても最低1万円以上での買取実績」が多数あり、見積もりに同意いただいたら24時間以内の先払いにも対応しています。
- 「古いFIC-A25KTだけど、買い取ってもらえる?」
- 「水漏れしている製氷機は無価値では?」
- 「修理費より高い値段で買い取ってもらえればラッキー!」
こうした疑問やお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。修理か売却か迷われている場合も、まずは査定額を知ることでより具体的に判断しやすくなります。
6. 修理・買取のご相談はこちら
修理の相談も大歓迎
- 「バルブ交換だけで直るのか、冷却ユニットに問題があるのか、まずは詳しく知りたい!」
- 「修理にどれくらい費用がかかるか見積もりがほしい」
- 「急ぎで直したいので、短納期で修理できるか知りたい」
上記のような修理のご相談も受け付けています。経験豊富なスタッフが、あなたの製氷機の状態をヒアリングし、最適な修理プランや見積もりを提案いたします。
壊れた製氷機は買取で現金化!
修理が困難な場合、あるいは修理より買い替えが得策と判断した場合には、そのまま買取をご利用いただけます。壊れたままでも査定OKなので、面倒な手続きや費用をかけずに製氷機を現金化できるチャンスです。
7. まとめ:早めの対処でコストも抑えられる
- 水漏れを含む故障トラブルは、早めに原因を突き止めて対策をしないと衛生面や周辺機器へのダメージが深刻化する恐れがあります。
- 「FIC-A25KT」のように給水バルブが固着している古い型式の製氷機は、自己流修理では悪化させるリスクがあるため専門業者への依頼がおすすめです。
- 修理するか買い替えるか迷う場合は、まず修理費用や買取価格を確認してみるのが一番。修理と買取の両面で検討すれば、失敗やムダを最小限に抑えられます。
もし今お使いの製氷機の水漏れや動作不良、古さによる部品調達の問題でお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。LINEや問い合わせフォームから無料で査定・見積もり依頼が可能です。修理と買取、両方の選択肢を知ることで、あなたのビジネスにとって最適な方法を見つけられるはずです。
「困ったらすぐ相談!」
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壊れた製氷機をあきらめる前に、ぜひ一度お問い合わせください。専門チームがスピード対応いたします!