買取募集・買取実績

ダイワDRI-45LMT2の猛暑トラブルを解決:応急処置・下取り・65kg買い替え事例を公開

暑い夏、飲食店で氷が足りなくなると、ドリンクの提供に支障をきたすだけではなく、お店の信頼にも影響しかねません。特に近年の猛暑や酷暑では、製氷機がフル稼働状態になることが多く、普段よりも内部パーツに負担がかかります。
ちょっとしたファンの不調や冷媒漏れが原因で、まったく氷ができなくなるケースも珍しくありません。今回はまさに、真夏の書き入れ時に「ダイワ DRI-45LMT2」が突然停止し、うどん店様からLINEを通じて駆け込みのご相談をいただいた実例です。

当記事では、応急処置から下取り査定、買い替え検討までをすべてLINEだけで完結させたプロセスを詳しく解説します。また、ダイワ製氷機の45kgクラスにありがちな定番トラブルや、修理・買い替え費用のシミュレーションもご紹介します。「壊れてしまった製氷機をどうにかしたい」「修理が高いなら買い替え? でも処分費が気になる…」といった悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

2-1. 依頼者の背景

  • 店舗:滋賀県でうどん店を経営(猛暑で氷需要が急増)
  • 製氷機:ダイワ DRI-45LMT2(1日約45kg製氷能力)
  • 使用年数:製造年2005年前後で既に15年以上使用
  • 症状:昼過ぎから氷がまったく作られない、ファンが回っていない?との予測

このタイミングでの故障は、お店にとって死活問題。なんとか夜営業までに応急的に動かせないか、または早期に別の製氷機を導入できないか—そんな切羽詰まった相談がLINEで届きました。

2-2. 事前のやり取り

「恐らくファンモーターが壊れている気がする」「いずれ65kgクラスに買い替えたい」など、短いメッセージからスタートしましたが、当社ではまず型番と年式の確認をお願いしました。ダイワ機はメーカーごとに構造が大きく異なるため、ホシザキやパナソニックに比べて部品点数が多いのが特徴です。

当社からの返信例
「型番や故障状況の動画・写真がありましたら送っていただけますか? 扇風機をフィンに当てる"だまし運転"で一時的に製氷ができる可能性もあります。」

以下は今回のやり取りを時系列でまとめたものです。実際にはもっと細かいチャットのキャッチボールがありましたが、ポイントを抜粋しています。

経過時間やり取りキーポイント
0h(連絡直後)「昼頃から氷ができなくなった」「ファンモーター故障かも」まずは画像請求で型番確認
1hDRI-45LMT2 と判明。扇風機をフィンに当ててみるよう提案応急策の"だまし運転"で営業を乗り切る
2h45kg機では不足がちなこと、65kg機買い替え希望と判明。容量アップのメリット→IM-65Mなどを推奨
4h本体下取り提示 送料別5,000円 を提案"送料は当社負担"を明示し、不用品処分のハードルを下げる
6h動作テスト報告:氷皿は上下OK、冷却フィンは熱い。しかし氷はできずコンプレッサーは生存と推測。ポンプ系不良が最有力に絞り込み
翌日故障部位ごとのざっくり修理見積(1.5万~15万)を提示コスト感を具体化→下取り or 修理 or 買い替えを比較しやすくする
48h「修理より下取り&買い替えがいい」と判断→週明けに発送段取りへLINEのみで完結。商談成立

このように、LINEで状況を細かく共有していただくことで、修理か買取か、それとも買い替えかの最適解をスピーディーに見つけられるのが当社の強みです。

4-1. スペック概要

項目数値/内容出典
製氷能力*43 kg/日(50Hz)/46 kg/日(60Hz)[chubo-kiki.net][1]
貯氷量約13 kg(自然落下)[chubo-kiki.net][1]
外形寸法W650×D450×H800 mm[xn--fiq86kefm9g87vupl.jp][2]
電源単相100V 50/60Hz同上
消費電力320W(公称)中古リスト値
製造年の多いロット2003~2006年[xn--fiq86kefm9g87vupl.jp][2]

*室温20℃・水温15℃でのカタログスペック

ダイワ製氷機「DRI-45LMT2」は、1日あたり約45kgのキューブアイスを生産できる中型機種です。外形寸法は幅650×奥行450×高さ800mmと、ホシザキやパナソニックの同容量モデルよりもやや横幅が広い傾向があります。

4-2. よくある不具合

  1. ファンモーター・凝縮フィンの目詰まり
    • "冷えない"トラブルで真っ先に疑われる
  2. 循環ポンプの故障/水漏れ
    • ダイワ機特有の部品数が多く、修理コストがかさむ
  3. アームカムの破損
    • 除氷時に氷皿を上下させるパーツが経年劣化で割れやすい

とくに、ポンプ周りの不具合や水漏れは、長年使い込んだダイワ機で最も多く見られる故障例です。

今回の症状は「昼頃から氷ができなくなったが、扇風機で風を当てても改善せず」。しかも氷皿を上下させる機構は動作しているため、「ファンモーターが回らないだけ」とも言い切れない状況でした。

主なチェックポイント

  1. リセットボタンを押して除氷工程が始まるか
    • OK → 制御基板は生存
  2. フィン部分(凝縮器)は発熱しているか
    • 発熱があれば冷媒回路が動いている可能性大
  3. 給水や水皿上下は正常か
    • カムやアーム破損なら氷皿が動かない
  4. 扇風機で強制冷却しても氷ができない
    • ファンだけが原因ではない→ポンプ不良を疑う
  5. ガス漏れ or コンプレッサー故障の可能性
    • フィンが熱いならガス/コンプレッサーは一部生存
    • ただし完全ではないかもしれない

最終的に、「ポンプの故障 or ガス漏れ」という2大候補に絞りましたが、ガス漏れならさらに高額修理となり、ポンプ交換も5万円前後かかることがわかったため、下取り&買い替えプランをご提案したわけです。

実際の相談で提示した例は以下の通り。年式が古く、メーカーでの部品供給が厳しくなることを踏まえ、ユーザーが判断しやすいようにざっくり試算しました。

プラン初期費用5年ランニングコスト合計メリット
A. 下取り5,000円 → 中古IM-65M購入(約18万円)185,000 円年7,000円×5年 ≒35,000円220,000 円製氷量+20kgで余裕。最新型は省エネが進み光熱費も抑えられる
B. ポンプ交換のみで継続使用50,000 円年10,000円×5年 ≒50,000円100,000 円初期費用は最安。ただし15年以上の老朽機を使い続けるリスク
C. ガス漏れ or コンプレッサー故障150,000 円~年10,000円200,000 円超高額修理でリスク大、部品在庫がなければ修理不可の可能性

結論:「45kgでは夏場に氷不足」「15年以上経過の機体は不安定」という2点から、容量アップした65kgクラスへの乗り換えを強く推奨しました。新品ではなく中古でも省エネ性能が向上しているため、大幅に電気代が上がらないメリットがあります。

最後に、ダイワ製氷機45kgクラス(DRI-45LMT2など)で頻発する定番トラブルとその対策をご紹介します。これらを意識すると、故障リスクを減らすことが可能です。

  1. 製氷途中で停止(エラー表示なし)
    • 原因:循環ポンプ不良、フロートスイッチ故障
    • 対策:年1回の分解清掃(モーター固着を防ぐ)、フィルター交換
  2. 除氷後に氷皿が水平にならない
    • 原因:アームカムの樹脂破損、バネ脱落
    • 対策:カム+ピン交換(2,000円前後)
    • ホシザキよりカム構造が複雑な分、破損率が高め
  3. 高圧停止・薄氷になる
    • 原因:ファンモーターの故障、フィンの目詰まり
    • 対策:フィンを月1回掃除し、3~4年でファン交換が目安

もし長期間メンテナンスをしていない場合、複数部位が同時にダメージを受けていることもあります。そのため、一部修理するなら総点検もおすすめですが、修理費が高額になる傾向が否めません。

ダイワ製氷機「DRI-45LMT2」が猛暑期に突然ストップした今回の事例では、短時間で以下のフローを完了できました。

  1. 応急処置(扇風機あて)
  2. 故障切り分け(ポンプorガス漏れの疑い)
  3. 修理相場の概算提示
  4. 下取り価格(送料別5,000円)の提示
  5. 買い替え候補:65kgクラスのメリット説明

そして最終的に、下取り+中古65kg機の導入という方向で商談成立。やり取りはすべてLINEだけで行ったため、お客様の手間も最小限に済みました。

「真夏に製氷機が止まってパニック!」「修理費が高そうだけど、下取りや処分はどうなるの?」とお困りの方は、まずは当社へご連絡ください。壊れた状態でも最低数千~1万円以上の査定が付くケースがありますし、修理アドバイスや買い替え相談にも対応しております。

メールフォームで無料相談する

LINEで無料査定を依頼する

※ どちらも24時間以内に専門スタッフが返信いたします。

実は45kgクラスから一気に20kgアップの「65kgクラス」へ買い替えるケースは少なくありません。理由としては、

  1. 夏場や繁忙期に余裕ができる
    • 氷が足りなくなるストレスから解放
  2. 最新・中古問わず省エネ機が多い
    • 45kgの旧型よりもむしろ消費電力が少ない場合も
  3. 修理やメンテナンスパーツの入手性が向上
    • 新しいモデルほど部品在庫が潤沢でトラブル対応しやすい

ホシザキのIM-65Mシリーズなどは中古市場でも比較的出回っており、相場で15万円~20万円程度が多いです。今回のように下取り5,000円を加味すれば、実質の買い替え費用は少し下がります。買い替え先に悩む方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

LINEから気軽にお問い合わせください

-買取募集・買取実績
-, , , , , , , , ,