
「製氷機買取できますか?コンプレッサー故障。」
ある日、氷の錬金術師のLINEに、こんな一通のメッセージが届きました。
ご相談の主は、兵庫県・南あわじ市でお店をされているオーナー様です。
1. 相談内容:コンプレッサー故障と診断されたIM‑35L形
送っていただいた写真に写っていたのは、
ホシザキの 全自動製氷機 IM‑35L形(35kgクラス)。
- 電源:100V
- 製氷能力:1日あたり約35kg
- ステンレスボディで、バーや飲食店のカウンター下に収まりやすいサイズ
そして何よりのポイントは、
「ホシザキのサービスマンに診断してもらいました。コンプレッサー故障です。」
という一文でした。
コンプレッサーは、冷蔵・冷凍機器の“心臓部”。
ここが壊れると、メーカー修理では 10万円前後の見積もり が出ることも珍しくありません。
ましてや今回のIM‑35L形は、1996年製造の約30年選手。
メーカーとしても「買い替え推奨」と言わざるを得ない年式です。

2. それでも「3,000円で買い取ります」とお伝えした理由
こうしたケースでは、
- 「もう古いので鉄くずとして処分しましょう」
- 「産廃費用が〇〇円かかります」
と言われてしまうことも多いのですが、
氷の錬金術師の答えは違います。
「96年製造品なので、送料別で3,000円買取希望 です。」
とお伝えしたところ、
「兵庫県南あわじ市になりますが、送料関係なく3,000円で買い取っていただけるということで大丈夫ですか?」
とのご質問。
もちろん答えは 「はい」 です。
送料はこちらで負担。
オーナー様は 1円も出さずに、壊れた製氷機を手放すことができます。
なぜそこまでできるのか。
理由はシンプルで、
- 古い個体でも ステンレスキャビネットや内部部品に価値がある
- 同型を使っているお店の 部品取り・再生品のベース として利用できる
からです。
3. 集荷までの流れ:Webで手配できない地域でも諦めない
今回のオーナー様の所在地は、兵庫県・南あわじ市。
離島ではないものの、配送会社によっては「Web集荷非対応エリア」に入ってしまう地域です。
実際に集荷手配を進めると、
- Webフォーム:「この地域はネット受付対象外です」
- 電話窓口:なかなか繋がらない…
という、なかなか骨の折れる状況でした。
それでも、
- アートセッティングデリバリー(旧ヤマト家財便)へ電話で手配
- 日程を確定
- オーナー様へ
- 「当日、ドライバーから事前連絡が入ります」
- 「梱包も含めて業者が対応するので、そのまま置いておいて大丈夫です」
とご案内。
送料は 4,820円。
あらかじめお約束していたとおり、
「3,000円の買取代+4,820円の送料=7,820円」
を、オーナー様ご指定のPayPayに送金させていただきました。
オーナー様側の作業は、
- 製氷機の電源を抜いておく
- 当日、業者さんからの電話に出ていただく
これだけです。
4. コンプレッサー故障機が“資産”になるワケ
コンプレッサーまで壊れてしまったIM‑35L形。
普通に考えれば「もう使いみちはない」と思われがちですが、
実はこんなところに価値が残っています。
4‑1. キャビネット・貯氷庫・ドアパーツ
ステンレス製の外装や貯氷庫は、
同型の製氷機を長く使っているお店にとって 交換用パーツの宝庫 です。
- ドアヒンジの劣化
- 内側の割れ・欠け
- 部品供給が終了した古い機種
こういった場合でも、部品取り機があれば延命ができます。
4‑2. 電装品・センサー類
コンプレッサーがNGでも、
- 制御基板
- ファンモーター
- 各種センサー
- 電磁弁
などは生きていることが多く、
適切にチェックして再利用することで、他の製氷機の修理に活かせます。
4‑3. 環境面のメリット
壊れた製氷機を丸ごと捨ててしまえば、
その分だけ新たな資源・エネルギーが必要になります。
まだ使える部品を活かし、
一台から二台、三台分の命を引き延ばしてあげること。
これは、氷の錬金術師が大切にしている「小さなエコ」でもあります。
5. 同じように悩んでいる方へ:査定前に準備してほしい3つの情報
今回のやり取りを通して、
「この3つが分かると査定がとてもスムーズになる」と改めて感じました。
- 型式と製造年
- 銘板(ラベル)の写真を1枚撮って送ってください。
- 今回も「IM‑35L形」「1996年製」という情報がすぐ分かりました。
- 故障内容と診断者
- 「コンプレッサー故障」「ホシザキサービスマン診断」など
- メーカー診断があると、こちらもリスクを織り込みやすくなります。
- 設置場所(都道府県・市区町村)
- 送料を含めた“実質手取り額”を早い段階でお伝えできます。
- 離島・山間部などでも、まずは一度ご相談ください。
6. まとめ:壊れた35kgホシザキも、まだ「価値」に変えられる
今回の事例を振り返ると――
- ホシザキIM‑35L形(約30年選手)のコンプレッサー故障機
- メーカーサービスからは事実上「引退勧告」
- それでも 3,000円で買取+送料4,820円も当店負担
- Web集荷非対応エリアでも、電話手配でしっかり対応
- オーナー様は 負担ゼロどころか、手元にお金が残る形で処分完了
という流れでした。
もしあなたも今、
- 「コンプレッサーが壊れたから処分と言われた」
- 「年式が古すぎて、買取は無理だと言われた」
- 「地方なので、そもそも引き取りに来てくれる業者がいない」
そんな状況なら、
一度 氷の錬金術師のLINEに写真を送ってみて ください。
壊れた製氷機は、ただのゴミではありません。
部品として、再生品として、
そして次の一台の“軍資金”として、まだまだ役割があります。
その最後の一仕事を、
少しでも良い形で終えられるように――。
私たちは今日も、日本中から届く製氷機たちの「第二の人生」を引き受けています。
