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ホシザキIM-35TL-1ファン停止でもう限界?中古IM-35Mに乗り換えたリモート事例を公開

飲食店向けの小~中型製氷機は、ほぼ24時間フル稼働で氷を作り続けます。特にカウンターが中心のバーやスナックでは、お客様にドリンクを提供するとき「氷不足になる」ことは死活問題。そんな中、ファンモーターが止まるというトラブルは珍しくなく、コンデンサを冷却できなくなった製氷機が過熱状態になると「氷が薄い」「製氷サイクルが途中で止まる」など深刻な不具合を引き起こします。

今回ご紹介するのは、仙台市青葉区国分町のバーで起きた、ホシザキ製氷機 IM-35TL-1 のファン停止トラブル。真夏に差し掛かる前の大事なシーズンに、氷が作れなくなったことで"営業継続が危うい"と大慌てでした。そこに登場したのが、当社「氷の錬金術師」。LINEだけで機種選びから下取り、代替機導入までをフルサポートした驚きの舞台裏をどうぞご覧ください。

国分町エリアのビル8階にある小さなバー。オーナー兼バーテンダーのTさんから、次のような相談がLINEで舞い込みました。

Tさん(バーオーナー)
「氷はできているのに、ファンが回らなくなり下部がとんでもなく熱い状態です。さすがに怖くて電源を落としました。型番はIM-35TL-1らしいのですが、修理してもらうか、それとも買い替えたほうがいいのか迷っています…」

さらにTさんのお店は「カウンター奥が非常に狭く、客席を乗り越えないと製氷機を出し入れできない」物理的な制約がありました。初期の問い合わせでは「往復送料+修理費を合算し、合計3万円ほどかかるかもしれない」と見積もりを提示しましたが、本当に修理する価値があるかどうかを一緒に検討していくことに。

3-1. ファンモーター交換だけで済むのか?

ホシザキ製「IM-35TL-1」のファン停止と聞くと、まず疑うのはファンモーターの不良です。メーカー純正部品は1万円台後半~2万円程度、加えて工賃や往復送料を考えると3万円近くかかる可能性があります。しかも10年以上前の機種であるため、基板にパターン割れや他のセンサー不良が重なればさらに費用アップになるリスクが。

3-2. 中古のIM-35Mを薦める理由

そこで当社が提案したのが、同じ35kgクラスの新しめの機種「IM-35M」。実は旧モデルより消費電力が約25%も省エネ化されており、年数の経過に伴う部品供給問題も少なめです。LINE相談の結果、Tさんは「もう何度も故障しているし、狭い店でまた修理に出すのは大変。買い替えたい」と決心。

その流れで、ちょうど当社が在庫していたIM-35M中古品を65,000円(下取り込み)で提供する話がまとまりました。もちろん「実際に着いてから動作確認→振込支払い」という安心スタイルも選択可能です。

項目 IM-35TL-1 IM-35M ポイント
製氷能力(目安) 約33kg/日(室温20℃・水15℃時) 約36~38kg/日 10%前後アップ
消費電力 約260W 約190~210W 約25%の省エネ
外形寸法 W500×D450×H800 mm 同左 設置互換性が高い
冷媒 HFC-134a HFC-134a 同じ冷媒で保守しやすい
年式の多いロット 2007年前後 2015~2018年ごろ 基板やセンサーの改良版が導入済み
コスト感 修理費3万円+α 中古購入65,000円 長期利用を考えれば消費電力差でトータルコストも抑えられる

IM-35Mシリーズは高効率のコンプレッサーを採用し、冷却サイクルの制御もブラッシュアップされているのが大きな特徴です。電気代が高騰気味の昨今、月々の電気代節約を見据えるなら、旧モデル修理よりも買い替えがお得になるケースが多いわけです。

製氷機には、氷を作る「エバポレーター(蒸発器)」と熱を逃がす「コンデンサー(凝縮器)」が内蔵され、コンプレッサーで冷媒を循環させています。ファンモーターはコンデンサーを強制的に冷却するための重要パーツですが、これが止まると…

  1. 凝縮器の熱が逃げず、冷媒が液化しづらくなる
  2. 高圧側の温度が上がり、最終的に氷が薄くなる、もしくはエラー停止を引き起こす
  3. 過度な高圧負荷がかかり続ければコンプレッサー自体も故障し、修理費が跳ね上がる可能性も

「氷はできているけど、本体が灼熱状態」というのは、故障の前兆といえます。今回は大事に至る前に電源を落としていたため、コンプレッサーまでは無事だったようです。

下表は、当社がTさんに提示した簡易的なコスト比較表です(数字は概算)。

プラン 初期投資 年間電気代 5年総コスト メリット/デメリット
A. 修理して継続使用(IM-35TL-1) 約3万円 約3.78万円 約21.9万円 ・今すぐ使える
・再故障リスク高い
・10年以上の経年劣化
B. 中古IM-35Mへ買い替え 6.5万円 約2.84万円 約20.7万円 ・省エネで5年総コストはAより安い
・故障率も下がる
・古い機より静音
C. 新品IM-35M-2(現行モデル) 42万円前後 約2.6万円 約55万円 ・メーカー保証1年
・初期投資が大きい

結論:狭いスペースで再故障するリスクを抱えるより、中古IM-35Mに乗り換えたほうが長期的にお得という判断になりました。

Tさんのお店では、カウンターを飛び越えての作業が必要で、専門業者(馴染みの水道屋さん)を手配しました。狭小店舗での製氷機交換は、以下のチェックリストが重要です。

  1. 搬入経路と段差・通路幅
    大型クラスだと重量60~70kg以上になる場合もあるため、2人以上での作業が必須
  2. 給排水の位置と取り回し
    床下配管か壁貫通か、あるいはカウンター下を通すのか事前に確認
  3. 排熱スペース
    背面や側面に最低10cmほどの隙間を確保しないと、内部温度が上昇して故障率が上がる
  4. 営業時間との調整
    店舗の休みや営業時間外に搬入・設置を行うと、営業に支障が出にくい

今回、業者への設置費用は1万円程度で済みましたが、これはTさんとの旧知関係もあっての"友達価格"。通常はもう少し高くなるケースもあるのでご留意ください。

購入決定後は、当社がIM-35Mを佐川急便で先に発送し、到着・設置が完了してから動作確認。そのタイミングで残金を振込いただきました。また、故障したIM-35TL-1についてはメルカリの「たのメル便」を使い、梱包や階段作業をまるごと業者が請け負う形で発送。

  • Tさんは、アプリで「製氷機」「サイズ:200」などを出品
  • 当社が購入手続きをすることで、集荷・搬出が自動手配される仕組み

結果として、面倒な梱包や輸送手段の手配をTさんが行わずに済んだため、スムーズに店舗から不用品が消えていきました。送料分は当社が負担し、下取り金額は実質0円相当になりましたが、「処分費をかけずに済んだ上、即座に新しい製氷機が手に入った」というメリットが大きかったとのこと。

今回の事例でわかったポイントを整理すると、以下の通りです。

  1. ファン停止+高温化は重大サイン:即電源を落として修理か買い替えを検討すべき。
  2. 10年以上の経年機は部品劣化が進み、再故障リスクが高い:省エネ型への乗り換えが長期的にコスパ良し。
  3. LINEやメルカリを使えば、下取り査定・発送手続きが極めてスムーズ:遠方でもフルリモートで完了。
  4. 狭小店舗は作業性を考慮して設置業者を手配:給排水やカウンター周りの状況を早めに伝えると◎。

「製氷機が突然止まってしまった」「修理しようか買い替えようか迷っている」という方は、ぜひお気軽に当社「氷の錬金術師」にご相談ください。メッセージや写真・動画をいただければ、最短24時間以内に査定・アドバイスを差し上げます。修理が難しい機種でも、下取りで廃棄費用ゼロで現金化できる可能性があります。

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狭いカウンターでの搬入出や複雑な水道配管など、現場ごとの特殊事情もご安心を。長年の製氷機専門ノウハウを生かし、トラブル解決の道筋をご提案いたします。大切な商売道具である製氷機のこと、どうぞ私たちにお任せください。

 

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